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ミラジーノ、カタログ燃費と実燃費

前回、初代ミラジーノの燃費をご紹介しましたが、「あれ?そんなに走る?」と疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
そう。ご存知の方も多いと思いますが、メーカー発表のカタログ燃費と、実際の燃費の間には差があるんです。
では、初代ミラジーノの実際の燃費はどれくらいなのでしょうか?

カタログ燃費と実燃費はなぜ違うの?

車を運転する時、ずっと同じ道を同じ速度で走り続けることってほとんどありませんよね。
発進、加速、減速、ブレーキ、停止、再発進、右折、左折、駐車、
信号、制限速度、上り坂、下り坂、渋滞、対向車と、色んなシーンが現れ、一定に走ることはできません。
運転状態の変化が多ければ、当然燃費は悪くなっていきます。

更に運転する人の違いもあります。
一気に加速する人、ゆっくりの人、積む荷物の重さ、乗る人数などなど、走行状況は本当に違いますから、当然燃費も左右されます。

それに対しカタログ燃費は、これらの条件の変化を全て試すことは無理なので、一定の条件で計測・計算することになります。
ずっと昔には、本当に単純に「ずっと同じまっすぐで平らな道を同じ速度で走り続ける」に等しい条件で計測したものがカタログ燃費として発表されていましたが、
さすがに実燃費との違いが大きすぎるということで、加速したり、減速したり、一時停止するなどの状況を定めた条件下で燃費をテストするように変化していきました。
これが、よく耳にする「モード燃費」です。

よく聞く「モード燃費」って?

非常に簡単に言うと、「少しでも実際の走行条件に近いパターンで走らせて計測した燃費」がモード燃費です。
各国・各地域が制定した走行パターン(テストサイクル)に基づいて計測されます。
しかし、実際にはテストコースやシャシダイナモで、状態の良い車両で、プロドライバーが走らせて計測しますので、やはりどうしても良い数字が出ます。
日本では、その違いを埋めていくために10モード、10・15モード、そしてJC08モードと計測方法を進化させてきていますが、それでもやはりまだまだ実燃費との差はあります。
日本自動車工業会が2013年に発表した冊子では、「日本車の平均的な値として、実走行燃費は10・15モードのカタログ値より約3割、JC08モードのカタログ値より約2割程度低い」と書かれています。

初代ミラジーノの実際の燃費は?

では、初代ミラジーノの実際の燃費はどれくらいなのでしょうか?
これに関しては、実際に乗っている方々からの報告でしか測ることはできませんので、ネット上で多くの方が書かれている燃費をざっくりとまとめてみました。
あくまでも参考の数値としてですが、初代ミラジーノの平均的な実燃費は、下記の様になるようです。

L700S型 5MT FF 約16~17km/L
L700S型 5MT FFターボ 約13~15km/L
L710S型 5MT 4WD 約13~15km/L
L710S型 5MT 4WDターボ 約12~15km/L
L700S型 4AT FF 約12~14km/L
L700S型 4AT FFターボ 約11~13km/L
L710S型 4AT 4WD 約10~12km/L
L710S型 4AT 4WDターボ 約9~11km/L

これらの報告を元にした平均値よりも良い燃費で走っている方は、より良い状態のミラジーノで、よりエコな運転をされていると言えるでしょうね!

次回は、初代ミラジーノと二代目ミラジーノ(L650S/L660S型)との燃費を比べてみたいと思います。

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