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ブッシュ類の交換について

足回りが「ヘタる」、「ガタ」が出るなんて聞いたことはないでしょうか?
足回りがヘタってきたから「サスペンションを交換した」、「ダンパーをオーバーホールした」など耳にした事はありませんか?
足回りのヘタりは、ブッシュ類の劣化も原因の一つです。

 

ブッシュとは?

サスペンションのスプリングは路面からの突き上げを吸収するパーツで、ダンパーは吸収したスプリングを緩やかな動きに抑え込む役割を担っていますが、ブッシュ類は路面からの振動を吸収するパーツです。

アームやロッドの接合部分に装着されているゴムのことをブッシュと呼び、このブッシュの硬さがハンドリングやサスの動き、乗り心地に影響します。

チューニングパーツにある「ウレタンブッシュ」という商品は、純正ブッシュより硬く作られていて、ダイレクトなハンドリングを求める際に使われます。

他にピロボール、ピロ化、ピロ足などと、ハンドリングに関するカスタムは沢山ありますが・・
ピロについてはまた別の機会にご説明します・・・。

 

ブッシュ交換で足回りをリフレッシュしよう

今回はブッシュ交換で足回りをリフレッシュできるという事をご紹介したいと思います。
ブッシュは先ほど書いた通りゴムで出来ており、経年劣化により年数が経つと硬化します。

この硬化により、新車時と比べハンドリングがシビアになったかな?車体の特性が変わったかな?と微妙ではありますが、車体の動きに変化が生じます。

硬化だけでしたら、ハンドリングが良くなったと前向きに捉えることもできますが、経年劣化による硬化なので、最悪の場合、破断し異音を発生したり車体が不安定な状態になったりします。

点検が必要なブッシュについて

以下が足回りに影響があるブッシュです。

・ロアアーム
・ストラットバー
・スタビライザー
・スプリング
・アッパーマウント
・リアサスペンションアーム

上に書いただけでも結構な数がありますね。
全てが同じペースで劣化するわけではございませんが、点検の際は確認したいポイントですね。

ちなみに、コペン純正はブッシュ内に金属が入っており強度があがっています。
交換の際はコペン純正のブッシュに変えてもおもしろいかもしれませんね。

 

ブッシュのヘタりを確認する方法

タイヤの前後方向の動きに影響しますので、ブレーキング時にガクンとなるような挙動がある場合、テンションロッドのブッシュがヘタっていたり、破断している可能性があります。

その他に、遅い速度(クリープ現象程度)で動いてるときに、ブレーキをガツンと踏んでロックさせ確認するという方法があります。

この方法は、外からタイヤを目視する人が必要となりますが、タイヤをフルロックさせ車体が前傾姿勢になった瞬間、タイヤが一瞬動くような挙動が見受けられた場合、ブッシュ類がヘタっている可能性があります。

 

走行距離が10万kmを超えている場合は、一度点検を!!

今回、足回りのメンテナンスとして「ブッシュ」について書きましたが、ブッシュの交換の目安は、10万kmとされています。
10万kmも乗らずに手放すオーナーさんも多いため、聞きなれないのも当然かもしれません。

また、ブッシュ類は突然硬化するものではなく、徐々に硬化するので、変化に気づきにくいという事もあります。

走行距離が10万kmを超えている場合は、一度点検などをしてみてはいかがでしょうか?
ブッシュではないですが、ドライブシャフトのブーツが破れていますと、車検が通らないため、併せて点検・交換をお勧めします。


当方、カスタムショップとしてのイメージを持たれてる方も多いとは思いますが、一般整備、車検も行っております!
コンディションで気になることがありましたら、お気軽にご来店いただければと思います。

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