ミラジーノのカスタムをオーダーいただいたり、ご提案したりする際に話題にのぼる事が多いカスタムをご紹介!!
 今回はマフラー交換についてです。
車のカスタムでは外せない部分ですね。
 マフラーのカスタムは人によってかなり好みの分かれるところです。
 音量重視、見た目重視、パワー重視など、人によって求めるものも様々。
 まずは自分の好みを探すところから!!
■マフラーとは?
  ■音量や音質の違い
  ■マフラー交換のメリット
    自分好みのエキゾーストサウンド(排気音)に変更できる
    エンジンのパワーアップが期待できる
    ドレスアップを楽しめる
  ■マフラー交換のデメリット
    騒音トラブルが起きる可能性がある
    車のメーカー保証を受けられなくなる可能性がある
    エンジンがパワーダウンする可能性がある
  ■マフラー交換と法律
  ■マフラーは消耗品です
マフラーとは?
マフラーとは、エンジンによって発生した燃焼ガス(排気ガス)を、排気音を軽減しながら外部に放出する装置です。
 
 燃焼ガスはエンジンからエキゾーストマニホールドを通ってマフラー入り口(フロントパイプ)までの間、非常に高温・高圧力であるため、常温の空気に触れると急激に膨張し、その時に発生する振動が排気音となります。
 
 そのまま外部に放出すると大変大きな排気音を発生させてしまいます。俗に言う「直管マフラー」はこの状態ですね。
 
 もちろんこの状態では爆音で公道は走れませんので、マフラーには排気音を軽減する装置(サイレンサー)が付いており、マフラーの材質や長さ、曲げ具合、サイレンサーにより、燃焼ガスの圧力と温度を下げて排気音を抑えています。
音量や音質の違い
エンジンで爆発燃焼した後の排気ガスは、排気バルブからエンジンに取り付けられたエキゾーストマニホールドを通ってマフラーのフロントパイプまで到達し、センターパイプを通って、テールエンドから排出されます。
 
 排気ガスはその間、マフラー内部で膨張や干渉を受け、圧力や温度を低下させていくことで、排気音を軽減しています。
 
 マフラーの材質や長さや太さ、曲げ具合、サイレンサーなどにより、排気ガスの膨張や干渉具合が違ってきますので、音量や音質に違いが生まれます。
 
 又、同じマフラーでも、装着しているエンジンやレイアウトによっても音量や音質が変わってきます。
 
 一般的には、排気音が大きいマフラーは、排気ガスに対する抵抗が少ないので、排気効率が向上する場合が多いですね。
マフラー交換のメリット
自分好みのエキゾーストサウンド(排気音)に変更できる
 マフラー交換により、エキゾーストサウンド(排気音)が変わりますので、自分好みにカスタマイズできます。
  一般的にマフラーパイプが細めだと高音寄りに、太めだと低音寄りになります。
 
  YouTubeなどでマフラー音を視聴して、自分好みのマフラーを探してみるのもオススメですよ。  
エンジンのパワーアップが期待できる
 マフラー交換により排気効率を向上させたり、マフラーの材質により軽量化も可能です。
  それが、エンジンのパワーアップにつながり、燃費の向上が期待できます。
ドレスアップを楽しめる
 テールエンドの太さや形状、材質も自分好みにカスタマイズできます。
  1本出し(シングル)、2本出し(デュアル)、左右2本の4本出し、見た目としてマフラー(サイレンサー)部分だけを変更するなど。
  材質も、スチール、ステンレス、チタン、カーボンなど様々です。
  
  ミラジーノのマフラー交換は、シングルかデュアルを選ばれる方が多いですね。センター出しもカッコいいです(^^)
マフラー交換のデメリット
騒音トラブルが起きる可能性がある
 排気音の音量については基準が定められています。(※下で詳しく書いています)
  ご近所トラブルにもなりかねませんので、マフラーの音量には注意しましょう。
車のメーカー保証を受けられなくなる可能性がある
新車で購入してメーカー保証がついている場合は注意です。マフラー交換前に保証を受けるための条件を確認しましょう。
エンジンがパワーダウンする可能性がある
 排気効率の高いマフラーに交換すると、吸気とのバランスが崩れてエンジンが本来の力を発揮できなくなる可能性があります。
  何事もバランスが大事です。購入前なら、私達プロのアドバイスも参考にしてみてください。
マフラー交換と法律
マフラー交換時には、以下の事に注意しましょう。違反すると車検が通らなくなります。
・マフラーのテールエンドはバンパーから飛び出してはいけません。
 ・マフラーのテールエンドの形状は尖っていてはいけません。
 ・マフラーから排出される音量は、2010年4月1日以降に生産された車であれば、普通乗用車96dB、軽自動車は97dB以下。
  それ以前に生産された車であれば96~103dB以下でなければなりません。
 ・車両の最低地上高は9cm以上確保されていなければなりません。マフラーの取り付け位置も地面から9cm以上離れている必要があります。
 ・排気ガス浄化装置である触媒が装着されていなければなりません。装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検に通りません。
 マフラーを選ぶ場合は、製品に「保安基準適合品」「車検対応品」「JASMA認定品」のいずれかが記載されているものを選んでください。
 上記の記載がある製品は、車検に対応したマフラーですので安心です。
マフラーは消耗品です
マフラーは長期間使用していると消音材の経年劣化で音量低減効果が衰えてきたり、スチール製のものはパイプや溶接部が腐食してくる場合があります。
 
 その場合はマフラー交換が必要です。マフラーは消耗品だという事は頭に置いておいてくださいね。
マフラー交換は、カスタマイズによって、音質やルックスが大きく変わりますので、カスタムしがいがあるパーツです。
 音量重視、見た目重視、パワー重視など、人によって好みや求めるものも様々ですね。
 もちろん当店でもマフラー交換は人気のカスタマイズです。
ミラジーノ専門店Ticsでは、あなたの好みで自由にカスタムを楽しめます!!
  もちろん車体販売のみも大歓迎!!
ご質問、ご相談もお気軽にどうぞ。何でも聞いてください(^^)




